本の読み方

夏休みの読書感想文のための「本の読み方」

読書感想文コンクール読み方

日常的に、習慣的に、普段から本を読んでいる人もいれば、普段はまったく本を読まない、読書感想文の課題が出た時にだけ本を手にするという人もおられるでしょう。

そして、このホームページに来られた方の多くは、普段、読書の習慣があまり無い方ではないでしょうか?
ここからは、読書感想文を完成させることを目的とした本の読み方をお伝えします。

読書感想文を書くために絶対かつ最低限、必要なコトは本を読むことです。
しかも、最初から最後まで本を読み切ることがとても大切です。
しかし、普段から本を読んでいない人にとっては、本を読むこと自体が苦痛であり読書感想文を書く前の「本を読む」という時点で先延ばしにしている人も多いかもしれません。
ここからは、読書感想文を書くための本の選び方を解説します。

読書感想文に適した「本の選び方」

とにかく、「自分が興味のある本」を選びましょう。
ここでの目標の一つは読書感想文を早急に完成させることが目標です。
ということは、本を少しでも早く読み終わらないことには感想文を書く、という次の作業には辿り着くことができません。

まずはあなたにとって、

  • 読んでみたい
  • 興味がある
  • 関心がある
  • 知っている
  • 聞いたことがある

というような本を選びましょう。
興味が無い本を読むことは、知らない世界を知ることができるという学びにはなります。
しかし多くの人にとっては「知らない」ことがひっかかりになってしまい、読むのに時間がかかります。
あなたが興味が湧きそうな本を探し出して、とにかく、読書に取りかかることが重要です。興味がある本、読みたいと思える本を探すには自分に次のような質問をしてみてください。

あなたが好きなことはなんですか?

あなた自身が好きなコト、得意なコト、誰かに自慢できるコト、興味があるコト
そんなあなた自身に対して「興味」が持てることはないでしょうか?

  • あなたが話し出したら止まらないことはなんですか?
  • あなたが人よりも簡単にできることはなんですか?
  • 読みたい本、興味がある本は見つかりましたか?

では、読書感想文を書くためにはどのように本を読めばいいのでしょうか?

本の全体像つかむ

本を最後まで読むことで全体像をつかみましょう。
とにかく頑張って本は最後まで読み切ってしまうことが大切です。
最初と最後だけ読んで、あらすじをまとめるだけというのは読書感想文ではありませんし、文字数を埋めるだけの作業では書く意味がないともいます。
また、普段から感想文を読み慣れ、採点に慣れている先生は、文章を読めば本を読んでいないことがすぐに分かってしまいます。
難しいかもしれませんがせっかく読書に取り組むのですから読書の時間だけは集中して興味を持って、本を読むことに取り組んでみましょう。

本を読むときに意識すること

全体を読み進める中で読書感想文を書くために意識して欲しいことがあります。
それは、本の作者が書こうとしている「全体のテーマ」は何か?ということです。一言で表現できるようなテーマで構いません。作者は

  • 平和について書こうとしているのか?
  • 幸せについて書こうとしているのか?
  • 何かの学びについて書こうとしているのか?

思いついたテーマや単語があれば読みながらどんどんメモしていくといいかもしれません。例えば、

  • 平和
  • 思いやり
  • 努力
  • 悲しい
  • 家族
  • 嬉しい
  • 楽しい

なんでも良いので、ピンときた言葉や単語をメモしておきましょう。
最初は、「こんなメモだけ書いて意味あるの?」と、思うかもしれませんがこのメモが文章を書く時の強い味方になります。

感情を素直に感じる

「感情を素直に感じる」と言われても、意味が分からないかもしれません。
あなたが映画やドラマを観ているときに

  • 感動して泣いたり
  • 嬉しくなったり
  • 興奮したり
  • 悲しくなったり
  • 楽しくなったり

そんな経験はありませんか?

最近、そんなことは感じなくなったな~という人は、もう少し小さかった頃はどうえしょうか?
中学生や高校生の方であれば、小学生くらいの頃はどうだったでしょうか?
映画やドラマを観た時に感じたような「感情」を読書を通しても感じてみてください。

自分の心に素直になる

「感じろ」と言われても、難しいかもしれません。
ただ、読む時に意識するだけでずいぶんと違います。
「素直に思ったことを心の中で感じてみよう」という意識を持って読み進めてみてください。
選んだ本が、ストーリーのある小説などではなくて、科学や社会を解説するような本であったとしても、

  • へぇ~、こんなことができるんだ~
  • すごいな~
  • 不思議だな~
  • 大変だな~

素直に自分が感じたことを大切にしてください。そして忘れないようにメモをするようにしてください。読書感想文を書く上で重要な題材になってきます。

読みながらメモをする

読みながらメモするのは自分が感じたことです。
今まで何度か「メモ」を書くようにとお願いしてきましたがメモには決して
「本のあらすじ」は書かないように注意してください。
このメモに「本のあらすじ」を書いてしまうと、どうしても読書感想文の文章にあらすじを書きたくなってしまいます。
ただ、書いたメモを後から見返すとメモが本の内容のどの部分を指すのかを忘れてしまっているということがあると思います。
そこで活用したいのが「付箋」(ふせん)です。

このような大きめタイプの付箋に感じたことを書いて本にペタペタ貼っていきましょう。
本を読み、あらすじをつかんで本の内容を理解することは大切です。しかし、読書感想文を書くにあたって本のあらすじはあまり重要ではありません。
その存在が読書感想文を書く上では邪魔になることも考えられます。

  • 本の内容よりも、本を通じて自分が何を感じたか?
  • 何を学んだか?
  • 何を疑問に思ったか?

そんなことをメモとして残していきましょう。付箋を貼っておけば後から読み返す場所がすぐに見つけられますので時間の短縮にもつながります。

「ここは、この本のポイントだな」と思ったページには付箋を貼っておくのがおススメです。